ホタテ貝柱を燻製するレシピを紹介。
ビールやチューハイ、日本酒、ウィスキーに相性バッチリのホタテ貝柱燻製。
段ボールとスモークチップを使って、燻製しています。
ホタテ貝柱の調理工程
- ソミュール液をつくる
- ホタテをソミュール液に漬ける
- ホタテを塩抜き
- ホタテを乾燥させる
- ホタテを燻製する
- 燻製後、ホタテを風にあてる
- ホタテ貝柱の燻製完成
ホタテ貝柱の材料
ホタテ貝柱:お好きな量
- 水:500g
- 塩:5g
- 砂糖:2g
- お好きな香辛料(ローリエ使用)
ホタテ貝柱燻製の作り方【写真あり】
ソミュール液をつくる

水:500g・塩:5g・砂糖:2gを計量してから、フライパンにいれる。
中火にかけ、塩・砂糖を溶かす。
塩・砂糖が溶けたら、火をとめソミュール液を常温まで冷やす。

香辛料をいれるタイミングは、冷やしている時に香辛料をいれる。(ローリエをいれました)
ホタテ貝柱をソミュール液に漬ける

ホタテ貝柱をビニール袋・保存容器にいれる。

常温にさましたソミュール液を、ビニール袋に注ぐ。
ソミュール液の温度が高いと、ホタテ貝柱に火が通ってしまう。

冷蔵庫にいれ、6時間~12時間ほど漬け込む。
ホタテ貝柱、塩抜きをする

漬け込んでおいたホタテ貝柱を、ボウルにとり出す。

ボウルに水をいれ、ホタテ貝柱を30分~1時間いれておく。
塩抜きをすると、しあ味が均一になる。
ホタテ貝柱を乾燥させる

塩抜きしたホタテ貝柱をとりだし、キッチンペーパーで水気をふき取る。

水気をふき取ったら、ピチットシートでホタテ貝柱をつつむ。
ピッチトシートでつつんだホタテ貝柱を6時間ほど、冷蔵庫にいれておく。
ホタテ貝柱を燻製する
燻製準備をする

金網に乾燥させたホタテ貝柱をのせ、段ボール燻製器にセットする。

燻製に使うスモークチップスは「ヒッコリー」「ウィスキーオーク」を7:3。
段ボール燻製器の詳しい記事はコチラ
燻製する

電気コンロのスイッチをON。
スモークチップスから煙がでてくるのを確認し、段ボールのフタをしめる。
燻製温度:80℃~100℃
燻製時間:1時間~1時間半
温度調整は段ボールの開け閉めで調整。燻製時間はスモークチップの量で調整
ホタテ貝柱を風にあてる

燻製がおわったホタテ貝柱をとり出す。

すぐに食べると燻製の煙がエグいので、1時間~2時間ほどホタテを風にあて煙を落ち着かせる。
干物ネットを使うと、衛生的に干せる。
ホタテ貝柱を食べる
そのまま食べる

燻製したホタテ貝柱を器に盛りつける。
燻製の匂いは二種類ヒッコリーの匂いがまず香る、口に近づけるとウイスキーの香りがふわ~と香る。
ホタテ貝柱の半分に、歯をつきたてる。水分をぬき燻製したホタテ貝柱は歯を押し返すほどの弾力になっている。
弾力に負けてなるものかと、アゴに力をいれる。歯に負けて二つに割れるホタテ。
外は硬いが、肉質はシットリしている。ツンデレさんかな。
口の中に貝柱の旨みがひろがる。干し貝柱をモドした旨味。とまでは言えないが、近い旨味がある。
貝ひも
酒飲みなら、目を輝かして奪いあうであろう「貝ひも」
燻製の香りがかおり、感想させた貝ひも、うま味がギュッとつまっている。
奥歯でガシっと貝ひもを噛み、貝ひもを一気に引きちぎる。じゅわ~と海の旨みと燻製の香りを楽しむ。
余韻がのこってうちに、ビールをグっと飲みほす。プハー!!!至福の時間。
チビチビと貝ヒモを噛みながら、冷酒などを楽しむのもオツですゾ。
オイル漬けにする

ホタテ貝柱を煮沸消毒した瓶にいれる。
ニンニク・唐辛子・オリーブオイルを瓶に注ぐ。
冷蔵庫で1週間ほど保存可能。
オイルをつけたまま食べてもよし、ちょっとフライパンで焼いてやると燻製の香りが部屋中にひろがる一品になる。
チキンラーメンにのっける

いつのものチキンラーメンに、オイル漬け燻製ホタテをトッピング。

お湯を注ぐ、と立ちのぼる燻製の香り。
燻製の香りと、ホタテの旨みが染み込んだ油がお湯と一緒にひろがっていく。

ネギを軽くトッピング。
今までチキンラーメンと燻製の相性イマイチだったが、コレはうまい。
チキンラーメンは卵をのせずに、燻製ホタテをのせるための穴だったんだな。
パスタにして食べる

- フライパンにオリーブオイル・ニンニク・唐辛子をいれる
- 弱火でニンニクの香りがするまで炒める
- ホタテ貝柱をくわえる
- ゆでたパスタをくわえ、混ぜあわせる。
ちょい足しレシピ。
いつものペペロンチーノに、燻製貝柱を足すだけでチョット豪華な一品に仕上がる。
ホタテ貝柱の燻製にして食べた感想【まとめ】
カンタンにホタテの貝柱を燻製したことはあったんです。記事はコチラ。
ソミュール液をつくるらず、楽に燻製しました。
今回はソミュール液に漬け、塩抜きをしてホタテ貝柱を燻製。
同じホタテ貝柱を使っていまえんが、ソミュール液+塩抜きをしたほうが、味が濃く感じました。
料理はキチンとした手順を踏んだほうが、美味しくなるのかなぁ。
でも手を抜くとこは抜いて、楽に美味しいもの作って食べたい。
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