お手頃価格の食材、砂肝を燻製にするレシピを書いています。段ボールとスモークウッドで燻製にしました。
コリッとした食感、味付けはあなた好みにできます。
安いのに絶品オツマミができました。鶏は庶民の味方ですよね。
砂肝燻製の調理工程
- 砂肝の処理をする
- 砂肝に味をつける
- 砂肝を乾燥させる
- スモークウッドで燻製にする
- 砂肝燻製の出来上がり
砂肝燻製の作り方【写真あり】
砂肝の処理をする

砂肝の処理はかんたん。
沸騰したお湯に塩小さじ:1をいれ、砂肝の表面が白くなるまで煮る。
砂肝に味をつける

ごま油をいれ、ニンニクとショウガを匂いがでるまで弱火で炒める。

お好みの香辛料と砂肝をフライパンにいれる。

お好みの香辛料をいれましょう。記事では五香粉と八角、花椒をつかい中華風にしあげる。山椒をいれると和風になる。

味付けは醤油と酒を1:1。醤油大さじ:1、紹興酒大さじ:1をいれる。日本酒でもおいしく仕上がる。

汁気がなくなるまで、中火で煮つめる。

ごま油をたらし、このまま食べてもおいしいオツマミになる。ビールや日本酒であつあつを食べるも楽しいですゾ。
砂肝を乾燥させる

キッチンペーパーにのせ、砂肝の水分をふきとる。

砂肝を金網にのせ、干しネットなどにいれ1時間ほど乾燥させる。
フタやサランラップをせずに、冷蔵庫にいれておいても乾燥できる。
スモークウッドで燻製にする

段ボールの上部に木の棒を二本さし、砂肝をのせた金網をのせる。
スモークウッドは燃え、お香のよう燻煙をモクモクとだす。段ボールに直接おくと、段ボールが燃えてしまう。耐熱容器は必要なのだ。
100均で売っているステンレス製の容器を使っている。ちょっと浮かせる網があると、スモークウッドの火が消えにくい。

ガスバーナーでスモークウッドに火をつける。
マッチやライターでは、なかなかスモークウッドに火がつかない。ゴーっと火力で一気にスモークウッドに火をつける。
火傷には注意しましょうね。
火をつけたスモークウッドを段ボールにいれる。
段ボールのフタをしめ、なるべく燻煙が逃げないようにする。

2~3時間ほどでスモークウッドは燃えつきる。スモークウッドから燻煙がでなくなっていても、まだ熱をもっている可能性がある。水をかけたり、火消壺にいれシッカリと火の始末をしよう。

燻製が終わったばかりの砂肝を食べると、煙のエグみがひどい。そこで砂肝を干しネットにいれ、風に1~2時間あててやると、香りがよくなるのだ。
砂肝の燻製を食べる

風にあてた砂肝を器に盛りつけ食べる。食べるまえに少し火をいれると香りがまし、アツアツの砂肝を食べることができる。
燻煙の香りと醤油、ニンニク、スパイシーな香辛料の匂いが、砂肝から噴煙をあげている。
砂肝を噛むと、サクッと割れる部位があると思えば、グニグニした食感の部位もある。グニグニした部位からは、醤油の旨味や紹興酒の甘味がうにうにと染みでてくる。
黒胡椒や山椒、花椒をかけると、ピリっと味がひきしまる。
ビールやハイボール、日本酒、ワインなどなど。ほとんどのお酒のオツマミになるだろう。この料理の欠点として、飲みすぎるということがあげられる。

砂肝ペペロンチーノにしてやると、まるでベーコンをいれたような香りになり、サクサクした食感がたのしいパスタになる。
砂肝の燻製を作って食べた感想【まとめ】
砂肝を買ってきて下処理をして、味付けをして、燻製にするだけで極上のオツマミができました。
砂肝は値段もお手頃です。たっぷり買って、たっぷり食べても財布にはダメージは少ないでしょう。
ただし、砂肝燻製はお酒にあうオツマミなので、酒代が高くつきました。
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