ラム肉をジャーキにする作り方・レシピを書いている記事です。
ラム肉に塩や香辛料をふり、乾燥させます。さらに香りをよくするために、段ボールとスモークウッドでお安すく、お手軽に燻製にしています。
ラムジャーキーをおいしくするコツは、新鮮で臭くないラム肉を買うことでしょう。
ラムジャーキーの調理工程
- ラム肉に味をつける
- ラム肉を乾燥させる
- 乾燥させたラム肉をスモークウッドで燻す
- ラムジャーキーの出来上がり
羊の独特の獣臭があまりしない、新鮮なラム肉でジャーキーを作りましょう。ふるいラム肉をつかうとクセのある香りのジャーキーになる可能性があります。

コストコのラム肩ロースをつかいました。
スモークウッドとは、火をつけるとお香のようにモクモクと煙をだす商品です。
段ボールと100均で買える商品、それとスモークウッドでラム肉を燻製にします。
ラムジャーキーの作り方【 写真あり 】
ラム肉に味付けをする

ラム肉を乾燥させ、燻製にするお手軽レシピですが、雑菌やカビには気をつける必要があります。

ウォッカなどアルコール度数の高いお酒をスプレーボトルにいれ、ラム肉に吹きかけましょう。お酒は日本酒でも焼酎、ウイスキー、ワインなど色々なヴァリエーションを楽しめます。

ラム肉を乾燥させるまえに、ラム肉にお好みの味付けをしましょう。こんかいは塩だけとシンプルな味付けです。
黒こしょうや唐辛子、ガーリック、醤油などなど、お酒と一緒で組み合わせしだいで無限の味を楽しめます。
ラム肉を乾燥させる
- 干しネットを使う
- 冷蔵庫にいれる
- フードドライヤーを使う
このような干し網に、ラム肉をいれて乾燥させる方法です。
干し網の代金だけで乾燥させることができます。さいきんでは干し網は100均でも見かけますが、300円となっている干し網がおおいです。
天候さえよければ、太陽の力で乾燥させることができます。
つぎに冷蔵庫で乾燥させる方法は、ラム肉をお皿におき、ラップなどをかけずに冷蔵庫にいれるだけで冷蔵庫がラム肉を乾燥させてくれます。
フードドライヤーとは、フードドライヤーに食材をおき、ボタンをぽちと押すだけで、天候に左右されずに、冷蔵庫より素早く、食材を乾燥してくれる調理器具です。

フードドライヤーでラム肉を乾燥させました。乾燥温度は35度、乾燥時間は5時間。

5時間後、もうこれジャーキーじゃない?というぐらい硬く乾燥したラム肉がそこにはありました。
ラム肉を燻す準備

- 段ボールを用意する
- 段ボールの上部に、二本の棒をさす
- 二本の棒のうえに、ラム肉をのせた金網をおく
- ステンレス製のパッドを段ボール下部におく
- 火をつけたスモークウッドをステンレス製のパッドにおく
- 段ボールのフタをしめると燻製開始
- スモークウッドから燻煙がでなくなれば、段ボールのフタをあける
- スモークウッドをきっちり消火する
棒と金網、ステンレス製のパッドは百均で買いました。段ボールはアマゾンの配達につかわれたやつです。
スモークウッドに火をつけるのは、ガスバーナーを使うのが一番楽です。火傷にはご注意を。
スモークウッドは、燃えているお香と一緒です。必ず耐熱性のある容器のうえにおきましょう。

スモークウッドから燻煙がでなくれば、ラム肉を段ボールからとりだします。
スモークウッドには水をかけたり、火消壺にいれ、スモークウッドの火をきっちり消しておきましょう。

燻製が終わった直後は、燻煙がおちついておらず苦く、すっぱい匂いです。そこで干しネットにラム肉ジャーキーをいれ、1~2時間ほど風にあてると燻煙が落ちつき、よい香りになります。
ラムジャーキーを食べる

燻煙がふわりと薫る、黒光りしたラム肉。水分は抜けカチカチ。
噛みごたえがありそうなラム肉をもってみるど、どっしりかっちりした重さと触感。

ラムジャーキーに噛みつき、噛みきろうと、ふんぬと歯とアゴに力をいれ、頭をヒネり、首をネジる、ミチミチと音をさせながら、ラムの肉が裂ける。
さけたラムジャーキーをお口でくちゅくちゅ、歯でなんどもガシガシと噛んでいると、ラム肉の乾燥しきれなかった旨味が染み出てくる。
オーストラリアの大地いっぱいにはえている香草を腹いっぱい食べたような風味、オーストラリアの乾燥した爽やかな風を感じさせる香り。小さいエアーズロックといえる、この小さいラム肉のかけらにオーストラリアがぎゅっとつまっている。羊をたっぷりと堪能できる、塩だけの原始的な乾燥肉よいものだ。
ただ脂身か白いすじ?の部分はドレだけ噛んでも、ずっと口に残った。飲み込むか吐き出すしかありませぬ。
ラムジャーキーを作って食べた感想【 まとめ 】
ラム肉に味付けをし、乾燥させ、燻すだけの初心者向けの燻製レシピでした。
よいラム肉を買う、ラム肉をしっかり消毒し乾燥させる。
この2点を守れば、お家でおいしいラムジャーキーを作れます。
BBQなどでお肉があまったときは、ジャーキーにしてやりましょう。
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