この記事は、段ボールをつかい豚バラを燻製しながら焼きあげるレシピを書いています。

お好みの分量の豚バラに、お好みの調味料で味付けしてください。
BBQ風でも中華風でも、イタリア風でも、メキシコ風でも好きな調味料や香辛料をまぶしつけ豚バラに味をつけてください。
この記事は、燻煙かおるカルニタス風にしたてあげました。

そして、ビニール袋にくるみ2時間から半日ほど冷蔵庫にいれ味をしみつかせます。

豚バラはあらかじめ茹で、しっかりと中心まで火を通しておきました。
焼きあげる時間を短縮することができます。
段ボール燻製器の作り方は、こちらの記事をごらんください。
段ボールは金属ではありません。くれぐれも火には注意して調理してください。
バックリブ燻製用意するもの
- 炭
- コンロ
- 耐火レンガ・シート
- スモークチップ(お好みのもの)
- アルミホイル(スモークウッドをつつむ)
- 金網
- 温度計(豚肉はとくに中心までしっかりと火をとおす必要あり)
- ソースをぬるハケがあると便利
スモークチップとは、木を削りチップ状にしたものです。
燃やすことで、いい香りの煙を放出します。熱源が必要な燻製グッズです。
豚バラ燻製BBQの調理工程 写真あり

耐火ブロックのうえにコンロをおきます。
そして、火のついた炭をコンロのうえに並べます。
炭の位置は、できるだけ、豚肉のしたにならないように配置しましょう。
豚バラからたれた脂が、炭にあたり燃えあがり、ついで段ボールに飛び火する可能性がありとても危険です。
豚バラのしたには、耐火性の容器をいれ豚の脂をうけとめるようにしておきました。

スモークチップは、燻製をはじめるまえに水に漬けておくと、燻製時間がのびます。
水につけたスモークチップをアルミでくるみ、燻煙を排出する穴をあけ炭のうえに置いてください。
あとは、段ボールをしめれば燻製開始です。
豚肉には、いちど火をしっかりといれています。

段ボール内の温度は、80~120度ほどに調整し、しっかりとスモークチップから燻煙がでれば問題なく燻製できます。
煙がでなくなれば、燻製の終了です。
豚バラが熱々時は、すこし燻製の香りが、あらぶっており苦味が強いです。

アルミホイルなどでくるみ、ゆっくりと温度をさげると燻煙の香りは落ちつきます。
最後に、しっかりと炭とスモークチップを消火しておきましょう。
火消し壺などにいれる、水をいれたバケツにつける、などしっかりと火を消しましょう。
豚バラ燻製BBQカルニタス風 実食レビュー

ほろほろになった豚バラをほぐします。
白い湯気とともに、テンションがあがる燻煙の香りがたちのぼります。

その香りたかい豚バラをトルティーヤのうえにのせます。

ご飯のうえにのせれば、タコライス風に。
調味料やソースがいらない、それほどに豊かな香りと味わいを含有している豚バラです。
チーズはいれたほうが、味わいが複雑になります。
いつもの豚バラ調理に、燻製の香りをふやすだけで、味わい深い肉質になったような気分になります。
BBQ専用のお高い調理器具がなくとも、段ボールがあれば、それっぽい豪快なBBQ料理を作れました。
ただし、鉄ではなく紙で作られた段ボールです。くれぐれも調理中は目をはなさず、火事にならないように気をつけてくださいね。



