この記事は、骨付き鶏もも肉の燻製レシピを書いています。
段ボールとスモークウッドを使うお手軽に作れる燻製レシピです。
また、しっかりと骨付き鶏もも肉を乾燥させれば失敗のすくないレシピでもあります。
いつものレシピにあきたときに燻煙香る骨付き鶏もも肉いかがですか。
骨付き鶏もも肉ぜんたいから、食欲をかきたてる燻煙の香りがたちのぼります。
骨付き鶏もも肉の燻製の調理手順
- 骨付き鶏もも肉をゆでる
- 骨付き鶏もも肉を乾燥させる
- 骨付き鶏もも肉を燻す
- 骨付き鶏もも肉のできあがり
骨付き鶏もも肉の燻製の作り方【 写真あり 】
骨付き鶏もも肉をゆでる

骨付き鶏もも肉をお湯にいれゆでます。お湯の量にたいして2%の塩をいれます。
塩以外の香辛料をいれ香りや風味をつけてもらってもかまいません。
醤油や日本酒、みりん、ソースをいれたりすると味が豊かなになります。

骨付き鶏もも肉の中までしっかりと火をとおしてください。
グラグラと煮たせたお湯よりも、80℃ほどのお湯でゆであげたほうが、肉がしっとりとします。

骨付き鶏もも肉をゆでたお湯は、チキンスープとして利用可能です。
卵スープにしたり、ラーメンのスープにしたり、野菜スープにしたりできます。
骨付き鶏もも肉の燻製だけでなく、チキンスープも作れるお得なレシピです。
骨付き鶏もも肉を乾燥させる

ゆでた骨付き鶏もも肉の水分を清潔なクッキングペーパーなどでふきとります。

骨付き鶏もも肉をしっかりと乾燥させましょう。干しネットなどにいれ風どおしのよい場所に吊りさげ骨付き鶏もも肉を乾燥させました。
骨付き鶏もも肉の中まで火をとおす、そして、骨付き鶏もも肉をしっかり乾燥させる、この二つの工程をしっかりとこなせば燻製は成功したようなものです。
骨付き鶏もも肉を燻す
- 段ボールを用意する
- 段ボールの上部に棒を2本さし通す
- 骨付き鶏もも肉を金網をのせる
- 骨付き鶏もも肉をのせた金網を、2本の棒のうえに落ちないようにのせる
- 耐熱容器を段ボール下部におく
- スモークウッドに火をつけ、耐熱容器におく
- 段ボールのフタをしめると燻製開始
- スモークウッドから燻煙がでなくなれば、段ボールのフタをあける
- スモークウッドをきっちり消火する

ガスバーナーでスモークウッドに火をつける。ヤケドや火事に注意が必要です。しかし、いちばん楽にスモークウッドに火をつける方法だと思います。

スモークウッドから煙がでているのを確認し、耐熱容器のうえに置きましょう。段ボールのフタをしめれば燻製開始。おおよそ写真の長さのスモークウッドで2~4時間ほど燻せます。
スモークウッドは途中で火が消える可能性があります。途中で火が消えていないか確認しましょう。

段ボール内の温度が高くなりすぎると、鶏肉の脂がしたたり落ちる可能性があります。鶏肉の脂がスモークウッドのうえに落ちるとイヤな匂いになりますのでご注意ください。

段ボールの隙間から煙がでなくなれば燻製終了です。段ボールのフタをあけ、骨付き鶏もも肉をのせた金網をとりだしましょう。
スモークウッドは消えたように見えても、炭のように内部に熱をもっているときがあります。スモークウッドの熱のご確認はキチンとしましょうね。

骨付き鶏もも肉は苦く、渋く、酸っぱい香りがしています。風にあてることで、嫌な香りが、燻製のよい香りになるのです。
骨付き鶏もも肉のできあがり

そのままでも骨付き鶏もも肉の燻製は食べられますが、やはり冷めたチキンはあまり美味しくありません。
食べるまえに、かるく焼いてください。
とくに皮の部分をパリッとさせるとグッドです。鶏肉の部分は、焼いても冷えていても美味しいです。
皮だけは、炙ったほうが食感も香りもよくなります。

燻煙の香りが、鼻にとどきます。燻製の香りは、料理の印象を高価なものにしてくれます。
焼くだけよりもテマがかかっているからでしょうか。
燻煙かおるパリッとした皮にかぶりつきます。皮がパリッと割れ、肉汁があふれだします。
日本酒の樽をたたきわったように、燻煙の香りと鶏肉の旨味が口中で炸裂します。
乾燥させた鶏肉は身がギュッとしまっており、水っぽくありません。燻煙の香りに拮抗する鶏のむっちりとした弾力と飛ぶ旨味があります。
お好みの調味料をかけて食べてもらってもよいです。辛くしたり、酸っぱくしたりし骨付き鶏もも肉の燻製をたのしんでください。
まんがいち骨付き鶏もも肉の燻製があまってしまったっときは、いろいろなレシピに使えます。

燻製された鶏肉をいれるだけで、燻煙が香るピラフができます。
カレー粉と燻煙の香りの相性はよいです。ふたつの香りが精妙に混ざりあい香りのピラミッドといった典雅な香りになります。

シンプルにベーコンの代わりにもなります。鶏肉ですのでヘルシーです。
骨付き鶏もも肉の燻製を作った感想【 まとめ 】
骨付き鶏もも肉の中までしっかりゆでる。
そして、ゆでた骨付き鶏もも肉をしっかりと乾燥させる。
この工程をしっかりとコナせば失敗しにくいレシピです。
あとは段ボールにいれ、スモークウッドで燻すだけです。
燻煙の香りが漂う骨付き鶏もも肉を作れます。
骨付き鶏もも肉以外のスモークウッドのレシピも書いています。
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