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生たらこの燻製の作り方・レシピ 季節限定の燻製 塩をふり、乾燥させ燻すだけ 食感はたらことおなじ、香りはしっかり

魚介類
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この記事は、生たらこの燻製の作り方を書いています。

作り方は、たらこに塩をまぶす。

そして、乾燥させ、あとはスモークウッドに火をつけ段ボールにいれるだけ。

ウォッカや焼酎などアルコール度数の高いお酒で消毒すると悪くなりにくいです。

しっとりと、フレッシュなからすみのような口あたりの燻製です。

塩をふったたらこは、ふっくらとふくらみ、燻煙の香りをただよわせています。

スモークウッドは高温で燻さない方法です。しっかりとたらこに火をいれてから食べてください。

生たらこの燻製の作り方

生たらこに全体に塩をふりかけます。

臭みを抽出する工程です。できれば、たらこを浮かし、汁につからないようにしておきましょう。

お好みで日本酒や焼酎をふりかけたのち、塩をふってもよきです。

水分が排出され、皮がすこし硬くなれば本漬けの開始。

たらこの重量をはかり10%の塩をまぶしつけ、ラップにくるみましょう。

一本一本、別のラップにくるんだほうが、しっかりと塩がしみこみます。

塩の量を減らせば塩けがへり、保存期間も短くなります。

塩の量をふやせば、がっつんと塩辛さを堪能できるでしょう。

10%であれば、塩抜きする必要のないほどよい珍味的な塩辛です。

半日から1日ほど冷蔵庫でゆっくりと寝かせます。

しっとりと潤い、それでいて皮と卵は硬くなっています。

水分を清潔なキッチンペーパーでふきとりましょう。

水分がのこっていると燻煙のつきがわるくなります。

おおまかに水分をぬぐったあとは、風にあてる、冷蔵庫にいれるなどして表面をしっかりと乾燥させましょう。

ふたまたの部分はひらけておいたほうがよいです。水分がのこりやすいです。

わたしは、室内で乾燥でき、自然環境に左右されない機器をつかい乾燥させました。

スモークする

段ボールの上部に棒をとおします。

そのうえに網をのせ乾燥させたたらこをのせます。

スモークウッドに火をつけます。お香のように煙がでてくるのを確認してください。

煙のでているスモークウッドを耐熱性のある容器のうえに置いてください。

スモークウッドはお香のようにじわじわと燃えながら煙をだします。

燻製時間は、スモークウッドの長さでかわります。2時間ほど燻製すれば十分に香りがつくでしょう。

段ボールのふたをしめれば燻製開始です。

スモークウッドから煙がでなくなれば燻製終了です。

スモークウッドから煙がでなくなっていたとしても、まだ熱をもっている可能性があります。

しっかりと冷えたのを確認するか、水につけるなどしっかりとスモークウッドの後しまつをしてください。

燻されたばかりのたらこは香りが、すこし雑です。

燻煙があらぶっており、香りが落ちついていません。

干物ネットなどにいれ、1時間ほど自然風にさらすと香りがおちつきます。

生たらこの燻製 実食

生たらこの燻製を食べるときは、かならず焼いてから食べてください。

高温で燻していないので、まだなかは生のままです。

アルミホイルにつつみグリルで焼きました。

生たらこの燻製は、皮がうまい。皮を捨てるなんて、神にたいする冒涜です。

ぱりッとした噛むと、燻煙がたちのぼる揺れる。そして薄いジャーキーのように噛みごたえあがり、噛むほどにたらこの甘味と塩が混ざりあったこなれた旨味がしみでてきます。

なかの魚卵は、まるで細胞の枠がとりはらわれ、すべてが一体化したような、しっとりと湿潤にとんだ舌触り。

噛むとぷちッとした食感はあり、たらこの淡い旨味をしっかりと実感できます。

たらこの甘味のあいだから、燻された燻煙がたちのぼります。

焼いただけで、お酒のあてになる、いや、のん兵衛が好んで食べる素敵なおつまみです。

もちろんパスタなどにいれると、パスタソースを買う必要がないほどに、しっかりと塩味があり、さらに燻煙が香るちょいと瀟洒なパスタを作れます。

作り方は茹でたパスタとあえるだけ。

チャーハンの具にもぴったりです。

塩や醤油はひかえめに。たらこの桃色の風味が、白いご飯にしみこんでいます。

ゆで卵やゆでジャガイモと混ぜあわせると、あえかに燻煙の香りがただようサラダになります。

お好みでブラックペッパーをふりかけるのも乙です。

さらに、サンドイッチに挟むと、スモークされた香りが漂う豪奢なサンドイッチになります。

スモークサンドよりもお安く、それでいてしっかりとお腹を膨らませてくれます。

バターとニンジンをいため、燻製たらこをくわえたシリシリ。

バターと燻煙の香り、そして魚卵の組みあわせた食べる手がとまらない魔力をひめています。

すこし燻煙の煙が落ちつき、そしてしっかりと焦がしたたらこは、白米との相性もよいです。

燻煙とたらこが焦げた香りが混ざったものは、山奥の幽玄な空気のように感じられます。

山のなかで、切株に腰をかけ、もしゃもしゃと白米をパクつくような愉しい味わい。

生たらこを燻製にした乾燥【 まとめ 】

生たらこの燻製は、塩に漬ける、乾燥させる、スモークウッドで燻す。

初心者でも失敗のすくない燻製です。

たらこの生を手にいれられる時期はきまっています。見つけられたときは、是非おためしいただきたいレシピ。

単品でも十二分に味わい深い生たらこの燻製です。

パスタやチャーハン、サラダに生たらこの燻製をくわえると、たらこの旨味をくわえるだけでなく、燻製の香りもお手軽に料理に追加できます。

ただし、生たらこを食べるときは、なかまでしっかりと火を通してから食べてくださいね。

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