この記事は、段ボールと炭、そしてスモークチップで燻して作るプルドポーク風の調理方法を書いています。
本場のプルドポークは、ボストンバットやポークショルダーをつかいます。
日本で手にいれやすい、豚バラをつかいプルドポーク風をつくりました。
肩やロースでもおいしいプルドポーク風をつくれます。
豚バラは、脂身のすくない部分がプルドポークには適しているように思いました。
豚肉に液体を注入し、段ボールのなかにいれ炭火で焼きながら燻し、最後に豚肉と調味料をアルミホイルにつつみ火をとおせば作れるプルドポークです。
燻すことで、本場BBQのかほりのついた逸品になります。
豚肉は内部までしっかりと火をとおす必要があります。温度はしっかりと確認しましょう。
段ボール燻製器の作り方は、こちらの記事をごらんください。
段ボールは金属ではありません。くれぐれも火には注意して調理してください。
鴨の燻製の材料・用意するもの
- 豚肉
- 塩:豚肉の1%
- お好みの調味料
- オレンジジュース
- ライム果汁
- 調味料注入ツール(ジュースを肉の内部にいれる)
- 中濃ソース
- アップルビネガー
- 炭
- コンロ
- 耐火レンガ・シート
- スモークチップ(お好みのもの)
- アルミホイル(スモークウッドをつつむ)
- 金網
- 木の棒
- 温度計(豚肉はとくに中心までしっかりと火をとおす必要あり)
スモークチップとは、木を削りチップ状にしたものです。
燃やすことで、いい香りの煙を放出します。熱源が必要な燻製グッズです。
プルドポーク風の調理工程 写真あり

豚肉に塩をすりこんでおきます。
お好みの調味料をすりこんでもらってもかまいません。
塩をすりこんだものを乾燥しないようにビニール袋などにいれたのち、半日ほど休ませます。
ねかせた豚肉に、オレンジジュースとライム果汁を注入します。

オレンジジュースとライム果汁の割合は9:1のものを豚肉のないぶに注射しました。
甘くしたり、酸っぱくしたり、お好みの味わいのジュースを豚肉にいれてください。

ジュースを中にいれた豚肉を焼きながら燻します。
スモークチップが乾燥したままだと短時間で燃えつきてしまいます。
そこで、スモークチップを30分ほど水につけておきましょう。
水につかったスモークチップは、ゆっくりと煙を放射し、ながいあいだ豚肉を燻してくれます。
水につけたスモークチップをキャンディー状にアルミホイルで包み、煙がでる穴をすこし開けておきます。

段ボール燻製器のなかに火のついた炭をいれたコンロをおきます。
熱がダンボール箱に伝わらないように、コンロのしたには耐熱性のあるものをしきましょう。

あらかじめ段ボール内の温度をあげておきましょう。
そして、炭のうえにアルミホイルにつつんだスモークチップをのせます。

豚肉を網のうえにのせ、温度計の先端もさしこんでおきます。
豚肉は、火元から離してあぶったほうがいい感じに燻すことができます。
また、豚の脂がうけとめる器も用意しておくと、ダンボール箱がベトベトになりません。

豚肉はしっかりと熱をとおす必要があります。
温度計があると安心です。もっとも火元から離れた位置の肉にセンサーをさしておきましょう。
500gの豚バラを1時間30分ほど焼きながら燻しました。

その豚肉をとりだし、アルミホイルのうえにおきます。
中濃ソースとアップルビネガーを同じ割合で混ぜたものを豚肉にぬりつけ、あまったソースがこぼれないようにアルミホイルを巻きあげ、もう一度ダンボール箱のなかにもどします。

豚肉の内部の温度が、90度以上にたっするまで熱をあげます。
そのあと30分ほど焼きつづけました。
温度があがらないときは、炭を追加して段ボールのなかの温度をあげましょう。

燻し焼きあげた豚肉をアルミホイルでくるみ、新聞紙をいれたクーラーにいれゆっくりと熱をさましました。
クーラーにいれず、豚肉を部屋におき冷やしてもらってもかまいません。

手で触れる熱さのうちに、こまかく豚肉を裂けばプルドポーク風の完成です。
燻煙の香りは、ベーコンのよう。
そこに、甘味と酸味のまざった独特の風味もまざっています。
まるで果実をたっぷりと食した豚肉のように典雅で優雅な香りが放射しています。
確信しましたね、風味にとぼしい豚肉には果汁と注射するべきだと。
さらに果汁のおかげで、焼いても燻しても肉質がしっとりしています。
あとは、そのままプルドポーク風をそのまま食べてもよし。

ハンバーガーの具にもするそうです、アメリカでは。

トルティーヤで巻くのも愉しいです。




