この記事は、段ボールと炭、そしてスモークチップでアメリカのバーボン(お酒)に漬けこんだ鶏むね肉を燻して作るレシピを書いています。
いつもの鶏むね肉の味わいが、バーボンのハードボイルドな風味のおかげでゴージャスに。
そして、スモークすることで鶏むね肉は、すこぶる食欲を刺激する香りをまといます。
いつもの鶏むね肉とは思えないほどに豪奢で豪華な味わい。
かつベーコンのような香りのする燻製料理を作ることができます。
段ボール燻製器の作り方は、こちらの記事をごらんください。
段ボールは金属ではありません。くれぐれも火には注意して調理してください。
バーボン・ブライン・スモークド・チキンの材料・用意するもの

- 鶏むね肉:1㎏
- 塩(手羽元の重量の1%)
- バーボン:100㏄
- 醤油:100㏄
- にんにく:2かけ
- 砂糖:小さじ:1
- お好みの香辛料:パプリカや黒胡椒、カイエンペッパーなど
- 炭
- コンロ
- 耐火レンガ・シート
- スモークチップ(お好みのもの)
- アルミホイル(スモークウッドをつつむ)
- 金網
- 木の棒
- 温度計(鶏肉はとくに中心までしっかりと火をとおす必要あり)
バーボンと醤油、にんにく、砂糖、調味料は混ぜあわせておきましょう。
スモークチップとは、木を削りチップ状にしたものです。
燃やすことで、いい香りの煙を放出します。熱源が必要な燻製グッズです。
バーボン・ブライン・スモークド・チキンの調理工程 写真あり

鶏むね肉に穴をあけておくと調味料がしみこみやすくなります。
鶏むね肉以外の材料をすべて混ぜておきます。
そしてビニール袋など密閉できる容器に調味料をいれます。
そこに穴を開けた鶏むね肉もいれてください。
できるだけ空気をぬき、鶏むね肉がしっかりと調味料に漬かるようにビニール袋をしめましょう。
ビニール袋にいれた調味料に漬けこんだ鶏むね肉を冷蔵庫で寝かせます。
味がしみこむように3時間から半日ほど冷蔵庫で保存します。
たまに、ビニール袋をひっくりかえしたり、鶏むね肉をもんだり、味わいをしみこまるお手伝いをしてあげましょう。

バーボンに漬けた鶏むね肉を焼きながら燻します。
スモークチップが乾燥したままだと短時間で燃えつきてしまいます。
そこで、スモークチップを30分ほど水につけておきましょう。
水につかったスモークチップは、ゆっくりと煙を放射し、ながいあいだ肉を燻してくれます。
スモークチップの量を増やせば燻す時間は長くなり、スモークチップの量を減らせば燻す時間は短くなります。
水につけたスモークチップをキャンディー状にアルミホイルで包み煙がでる穴をすこし開ける。
もしくは専用の調理器具にいれ炭火のうえにくべます。

段ボール燻製器のなかに火のついた炭をいれたコンロをおきます。
熱がダンボール箱に伝わらないように、コンロのしたには耐熱性のあるものをしきましょう。

火元から遠い場所に鶏肉をおき、ゆっくりと火をいれていきましょう。
炭でダイレクトに焼きあげると、それはただの焼鳥です。
強い火で炙ってはいけない。けれども、鶏肉の内部までしっかりと火を通す必要があります。
鶏肉の内部の温度がわかる温度計があると安全に調理できます。

鶏の内部の温度が65度に達してから1時間以上焼きました。
温度があがらないときは、炭を追加して段ボールのなかの温度をあげましょう。
煙がでなくなったスモークチップ。それはまだ熱をもっている可能性があります。
しっかりと水をかけたり、火消し壺にいれ火元を処理してください。

燻し焼きあげたばかりのバーボン・ブライン・スモークド・チキンを食べるよりは、すこしさましてから、しっとりとし、香りの落ちついたところ食べたほうが美味しいです。
バーボンを熟成させていた樽を燃やしたようなゴージャスな香りが漂っています。

低温で火をいれた鶏むね肉は、細胞と細胞がみっちりとくっつきあい、艶やかな口あたり。
鶏皮はまるで油であげたように、ぱりッとした食感になっています。
淡泊なはずの鶏むね肉のなかに、酒精のつよいバーボンの風味、そしてニンニク醤油の味わいが見事にしみこみ、鶏むね肉とは思えないほどに味を厚く濃いものにしたてあげています。
日本酒など淡麗なお酒では醸しだすことができない、荒野に吠えるようなマッチョな味わいはアメリカで発展したバーボンだからこそ演出できる味わい。
BBQなど野外だけでなく、屋内でも存在感を示してくれるグッドな鶏むね肉料理です。
お手頃価格の鶏むね肉で作ったとは思えないほどに豪奢で豪華な味わいと見ため。
パーティーの主役になりうるポテンシャルあり。

ベーコンやハムのようにパスタの具につかえます。
つけくわるならば、豚肉よりも鶏むね肉はヘルシー。

鶏むね肉は中華麺との相性もよいです。
中華とアメリカのコラボレーション。
ふたたび火をいれることで、燻煙の香りが、焔をまとい不死鳥のごとく蘇ります。

白ご飯にのせるだけで、お弁当とは思えないほどに瀟洒で味わい深いプレートになります。
ちょいとお洒落なキャフェで提供されるお洒落な一皿をお家で愉しめます、バーボン・ブライン・スモークド・チキンがあれば。






