この記事は、塩をつかわないベーコンの作り方・レシピを書いています。
厳密にいうと、ベーコンではない、かもしれません。
けれども、焼いたときの香り、そしてパチパチと小さくはじける脂がしみでてくるところはベーコンそのものです。
無塩ベーコンの作り方は、豚バラの水分をぬく、もしくは乾燥させる。
そのご煙でいぶし香りをつけたらできあがりです。
豚肉は塩の分量を計測したり、塩をすりこんだり、ソミュール液につけたり、水抜きしたりする必要はなし。
初心者むけの、本格的なベーコン風をたのしめるレシピともいえます。
ただし、塩づけしていないので長期保存には向いていません。
できるだけ早く食べきらなければいけない保存にむいていないベーコンです。
無塩ベーコンの作り方【写真あり】
豚バラの表面の水分をふきとり、煙でいぶすだけでもベーコン風にはなります。
けれども、豚肉から水分をぬき、乾燥させたほうが、味わいが濃縮されます。

食材の水分をすいとるシートを用意しました。
豚肉をしっかりとシートで巻きます。お肉だけでなく魚介類などをくるむだけで、水分を吸収し味わいを濃くしてくれる調理器具です。
燻製づくりに重宝するだけでなく、焼き肉や焼き魚の味わいも凝縮してくれるすぐれモノです。
脱水シートがないかたは、干物ネットに豚肉をいれ風にあてる。
もしくは、ラップなどをかけずに、むきだしのまま冷蔵庫にいれておけば乾燥させることができます。
アルコール度数の高いお酒を豚バラにふきかえておくと、いい感じの香りがつき、雑菌を殺すこともできます。

脱水シートにくるみ、一日ほど熟成させておいた豚バラ。
色合いが濃くなり、まるで生ハムのように、そのまま食べても、それはいけませんよ。
燻製方法は、スモークチップ、スモークウッドなどなどお好みの方法で豚肉をいぶしてください。

こんかいは、炭に放りこむだけで燻製できるスモークチップの一種であるチャンクで豚肉をいぶしました。
BBQにつかう炭用のコンロに火をつけた炭をいれ、段ボールのなかにいれます。
コンロのしたには、耐熱性の物体をしいておきましょう。
そして豚バラを棒に吊るしたり、網にのせたりして豚バラを固定します。

ベーコンです。あまりにも高温になりすぎると、焼き豚になります。
段ボール内の温度は100度以下におさえ、さらに豚バラ内の温度を80度ぐらいにおさえておくといい塩梅の肉質の豚バラになるでしょう。
できるだけ熱源からはなし、燻煙のとおり道に豚肉を吊るす、置くのがベストです。
チャンクを熱源にいれ、煙がでてきたのを確認したのち段ボールのふたをしめれば燻製開始です。
段ボールは火で燃えます。調理中は段ボールが燃えないように目をはなさないでおきましょう。
段ボール内の温度100度ほどで2時間ほど豚バラをいぶしました。

煙がでなくなったのを確認し、豚バラを段ボールのなから取りだします。
チャンクと火元はしっかりと消化してください。
燻されたばかりの食材の匂いは落ちついていません。
干物ネットなどにいれ風にさらすと匂いが落ちつきます。
無塩ベーコンの食べ方

無塩ベーコン風のできあがりです。
香りはベーコン以外のなにものでもありません。ベーコンそのものです。
ただし、塩をつかっていないので保存性は高くありません。
冷蔵庫にいれ保管し、はやめに食べてください。
無塩ベーコンは、かならず焼いてから食べてください。
燻製温度にもよりますが、豚の内部までしっかりと火が通っていない可能性があります。
かならず焼き、香りをひきたて、脂を抽出してから召しあがってください。

あとは普通のベーコンのように食べるだけです。

炭水化物との相性もよいです。

ベーコンの脂で炒めた野菜は絶品。もっとも野菜をおいしく食べる調理方法のひとつだと思います。
塩をつかっていないので血圧がたかいひと、塩分をひかえているひとにとってうれしい調味料ともいえる無塩ベーコン風。
純粋に豚の旨味と燻製の香りを十二分にたのしめます。




