
この記事は、カンザスシティ・スタイル・バーベキュー風チキンの作り方・レシピを書いています。
本格的な本場仕込みのレシピではありません。
気軽にアメリカBBQの雰囲気を味わえるレシピです。
香辛料はすこし特殊なものを使いますが、なければなくてもかまいません。
また炭とダンボール箱、スモークチップと本格的な燻製器具を必要としないレシピでもあります。
段ボール燻製器の作り方は、こちらの記事をごらんください。

カンザスシティ・スタイル・バーベキュー風チキンの材料・用意するもの

- 鶏肉:1㎏(お好みの部位)
- 塩(豚ヘレの重量の1%)
- 鶏肉にすりこむ調味料(塩、ブラウンシュガー、パプリカパウダー、コショウ、ガーリックパウダー、チリパウダー)

- 焼きながらぬりつけるソースの材料
- 無塩バター:大さじ1
- タマネギ:半分
- ニンニク:3かけ
- ケチャップ:50㏄
- りんご酢:大さじ1
- トマトジュース:100㏄
- チリパウダー:適量
- パプリカ:適量
ソースは、ケチャップと酸味があれば、それらしい味わいになります。
辛味は、一味などで代用できます。
- 炭などの熱源
- コンロ
- 耐火レンガ・シート
- スモークチップ(お好みのもの)
- アルミホイル(スモークウッドをつつむ)
- 金網
- 木の棒
- 温度計(鶏肉はとくに中心までしっかりと火をとおす必要あり)
スモークチップとは、木を削りチップ状にしたものです。
燃やすことで、いい香りの煙を放出します。熱源が必要な燻製グッズです。

カンザスシティ・スタイル・バーベキュー風チキンの調理工程 写真あり

スパイスを鶏肉にぬりつけて1時間以上冷蔵庫にいれ味をしみこませます。
鶏肉にぬりつけるスパイスの分量は、だいたいで。
塩をかけすぎなければ、食べられるものになると思います。辛いのをふりかけすぎても、辛いものが苦手なひとが食べられない味になります。
気持ち、薄味のほうが失敗しません。ソースをかけて味わいの濃さは調整できます。
たまに、ビニール袋をひっくりかえしたり、鶏肉をもんだりし、味わいをしみこまるお手伝いをしてあげましょう。
鶏肉に味がしみこむのを待っているあいだにソースを作っておきましょう。

バターを一番先に鍋にいれ、溶けたらタマネギとニンニクをくわえます。
タマネギがすきとおり、いい香りがするまで弱火でいためましょう。
いい塩梅に炒めることができたら、のこりの材料をくわえ、とろりとした粘度になるまで弱火で煮ます。
オイスターソースや赤ワインなどをくわえると味わいがゆたかになりますが、カンザスシティのひとには怒られる、かもしれません。

鶏肉を炭火で焼きながら燻します。
スモークチップが乾燥したままだと短時間で燃えつきてしまいます。
そこで、スモークチップを30分ほど水につけておきましょう。
水につかったスモークチップは、ゆっくりと煙を放射し、ながいあいだ食べ物を燻してくれます。
スモークチップの量を増やせば燻す時間は長くなり、スモークチップの量を減らせば燻す時間は短くなります。
水につけたスモークチップをキャンディー状にアルミホイルで包み煙がでる穴をすこし開ける。
もしくは専用の調理器具にいれ炭火のうえにくべます。


段ボール燻製器のなかに火のついた炭をいれたコンロをおきます。
熱がダンボール箱に伝わらないように、コンロのしたには耐熱性のあるものをしきましょう。
鶏肉の油をうける皿を置いています。回収した油は、のこったソースと混ぜあわせつけあわせのソースにつかいました。


火元から遠い場所にスパイスをまぶしつけた鶏肉をおき、ゆっくりと火をいれていきましょう。
炭でダイレクトに焼きあげると、それはただの焼鳥です。
強い火で炙ってはいけない。けれども、鶏肉の内部までしっかりと火を通す必要があります。
鶏肉の内部の温度がわかる温度計があると安全に調理できます。
焼いている途中で、鶏肉のソースを塗りつけます。
すこし鶏皮に焼き目がついたときにソースを塗りつけました。
塗りつけた鶏肉を段ボールのなかにもどしもういちど焼き燻しあげます。
煙が目にしみます。がんばってソースを塗ってください。
ほんばのかたは、何度もソースを塗るそうです。ソースを何度も何度も塗ってもよいです。

鶏肉の内部の温度が60度を超えてから1時間以上焼きました。
ソフトな食感が好きなひとは、焼く時間を短くしてもかまいませんが、かならず安全基準を超える熱と時間以上は鶏肉に火をいれてください。
温度があがらないときは、炭を追加して段ボールのなかの温度をあげましょう。

煙がでなくなったスモークチップ。それはまだ熱をもっている可能性があります。
しっかりと水をかけたり、火消し壺にいれ火元を処理してください。

鶏肉のなかまで火がとおれば完成です。しっかりと鶏肉のなかまで火がとおっていることを確認してから食べてください。
燻製のスモーキーな香りのなかに、りんごの甘味をおびたサワーな香りも混ざっています。
とっても赤く辛そうに見えますが、辛さはひかえめ。胡椒などのぴりッとした刺激はありです。
ゆっくりと火をいれていた鶏肉は、むっちりと張りきり、筋トレ後のように肉はりきりき。
りんご酢のおかげか、すこし柔らかくなっているようも感じます。

のこったソースと鶏肉からこぼれ落ちた油をフライパンで温めなおしたソースをつけて食べると、旨味たっぷりの鶏肉を堪能できます。
がぶッと鶏肉を噛むと、果汁のような迫力いっぱいの鶏の旨味がふきだし、スモークの香りが口いっぱいにひろがります。

そのまま食べてもよいですが、タコスの具にもなります。

鶏肉とソースがあまったときはパスタの具にもつかえます。



